間伐材について知りたい

間伐材って何?

木材の収穫などを目的として山に植えられるスギやヒノキなどは、最初にたくさんの本数を植えます。これは、初期の成長段階で苗木どうしが影響を与えあい、支えあうことによって、まっすぐ成長することを促すための手法です。
しかし、成長が進むにつれて、木々の葉っぱが重なりあって、十分な日光を受けることができず、木の幹も根も十分な成長ができなくなってしまいます。 また、地面まで光が届かないために、森の中に草などが生えず、地面がむき出しのままになってしまい、大雨が降った時には土が押し流されて森が荒れたり、下流の人々の生活を脅かすような被害も出てしまいます。
こうしたことから、植えた木々をまっすぐに成長させることと、木を太らせ根を十分に発達させること、そして森の中に適度な光を入れることのバランスを考えながら、植えた木の一部を計画的に伐採します。この作業のことを「間伐」、この時に伐採された木のことを「間伐材」と言います。木材とは、様々な用途の材料として用いる、樹木の幹の部分のことを指しますが、特に木材の中でも、間伐により伐採された木のことを「間伐材」と呼んでいます。

人と地球にやさしい木のはたらき

間伐を行うためには、多くの費用が掛かります。そのため、間伐材が使われない、売れない状況だと、間伐がなかなか進みません。

間伐材を含む木材を有効利用することは、適切な森林の状態を保つばかりでなく、「植える→育てる→収穫する→また植える」という森林のサイクルがうまく循環することにも繋がり、「水を蓄える」「二酸化炭素を吸収する」「土砂災害を防止する」といった森林の持つ大切な機能が十分に発揮されるようになります。